【葬儀社経営の羅針盤】これからの葬儀社経営のヒント第14号

受注件数UP・単価UP・コスト削減・人事戦略など最新の葬祭業情報マガジン

1. 葬祭業専門コンサルタント 小泉悟志の目線

《祭壇売りが崩壊の兆し》

 

コロナ禍で進んだもの

  • 少人数
  • 火葬、直葬
  • 食事なし
  • 遠方の親族を呼ばない
  • 一日葬
  • LINEやショートメールによる訃報の連絡
  • 喪主花
  • 葬儀仲介会社の乱立
  • 無宗教   などなど

このように大きく変化したことにより、平均単価が30%程度下落しました。

 

そして今一番危機的なのはもはや祭壇の大きさでは単価は上がらなくなっていくこと。

 

もちろんまだまだ祭壇の大きさを選ぶ地域も人もいます。

その方たちについてはいままでの売り方で単価を上げていただければいいとおもいます。

 

でも葬儀プランの一番下を選ぶ人、火葬・直葬を選ぶ人が増えているのも事実であり

この人たちからどう単価を上げるのか??

 

それは結婚式と同じ「量 から 質」へ、転換していくのです。

 

もはや祭壇前面になくて真ん中の棺をおいて、その周りを花で囲む故人様にきれいな仏衣を着ていただくなどなど。

 

さまざまなセレモニーに、お金をかけていただくようになって行きます。

 

いよいよ提案力で売上に差がつく時代が訪れます。 

 

執筆者名:

葬儀業界専門コンサルタント 中小企業診断士 小泉悟志